自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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第20話~破産宣告
・・・自己破産体験記の続き。

 自宅にポストに「破産宣告」の通知書が郵便で届きました。

そして、私が「自己破産者」となったことは、当然に官報に載りました。ただ、一般人がこれを見ることはほとんどありませんが。

 しかし、これではまだ借金600万は消えません。再度、この後1ヵ月以内に、裁判所に

「私は自己破産者になりました。返済は不可能な状況だということが認められましたので、先の600万の借金を全額免除して、経済的に0からやり直しができるようにして下さい。」

と、申し立てをします(免責の申し立て)。
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第19話~判事「借金はいつからですか?・・・」
・・・自己破産体験記の続き。

女判事「借金はいつからですか?」

女判事「何社から借りていますか?」

女判事「金額はいくらですか?」

 というような質問が永遠続きました。まあ、永遠といっても、時間は15分ほどです。

(なんだか怖いなあ。この女判事。弁護士の言った通りだ。)
第18話~自己破産の審尋で裁判所へ行く
・・・自己破産体験記の続き。

 東条専務(仮名)から免責の催告を受ける中、自己破産裁判の「審尋」の期日がやってきました。
 
柿原弁護士(仮名)「判事は女性で、ちょっとクールだけどびびらないように。がんばって。」

 審尋に行く前に、こう柿原弁護士から助言をもらいました。

 弁護士さん、いつも相談、アドバイスを電話で対応してくれました。もちろん無料で。

(ほんといい弁護士さん。感謝・・・)
第17話~免責の合憲性
・・・自己破産体験記の続き。

ところで、免責を得ると借金はチャラになります。私の場合は600万円の借金がチャラになりました。当然もう返済は不要なわけです。今は借金の無い生活を送り、収入は以前のように自由に使えるようになりました。

 一方、借金がチャラになるということは、消費者金融は600万円相当損をする(利息・元金を計算すると一概にそうではないですが)ことになります。それでは消費者金融にとっては不平等ではないかとも思えます。消費者金融にとっても、消費者と同様、そのお金は会社にとっての「財産」のひとつです。それをチャラにされたのではかなわない。「財産」は憲法だって保障しているのだから財産権の侵害だ。ともいえます・・・
第16話~給料差し押さえから免責まで
・・・自己破産体験記の続きです。

 このように、私は自分で「自己破産」申し立て(裁判)を行い、その裁判中に勤務先の給料を債権者から強制執行を受け差押えられた上、更に自らがその差し押さえ手続きをも行うという一風変った経緯を取る事となりました。

東条専務「おい、免責はまだ下りないのかね」

私「はい、もう間もなく決定すると思います・・・」

東条専務「もっと早くできないのかねぇ。いつまでかかるんだい」

私「はい・・・もう間もなくかと・・」

この間、東条専務から何度私宛に電話が来た事でしょう。会社の事情を心配されていたであろう専務は、当初2ヶ月程で免責が決定する予定であった私の免責決定がかなり長引いてしまったことに、かなりあせっている様子でした。
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