自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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自己破産と決断
自己破産を決断するのは、最終的には自分自身です。もちろん、自己破産するしかないという場合は当然ありますが、任意整理が不可能ではないと言う場合もあり、その際はけっこう悩むことと思います。そこで弁護士が強く自己破産を勧めてこようものなら、「弁護士は金儲けのためすぐ破産を勧める」というような巷の声も聞こえてきそうですが・・・
 弁護士が破産を勧める場合には、それなりの理由があります。それは、経済的な再建を優先して考えるからです。もちろん、「借りた金は返す」という道徳的な意味もありうりますが、それはとりあえず別の機会に問題(記事にする)にすることとして、ここでは一旦その問題の話は横において置きます。

 今の日本の法律関係においては、こと借金について特別な問題があります。金利についての制限を決める法律があるにも関わらず、実社会の中では無視されている現状があります(利息制限法違反の問題)。少々極端な説明になりますが、返せない借金作るほうも悪いのですが、同時に法律(金利について)を守っていない実社会の貸金業のあり方も悪いという考えがあります。つまり、法律を守らない金融の社会があるから、返せない借金を負う債務者も出てくる悪循環な金の貸し借りの関係があるということです。

 そこで、前の話をちょっと持ってきますが、「借りた金は返す」という道徳的な考えをもってきても、悪循環(法律違反)な環境の中で正当性が保てないという状況があるように思えます。事実、任意整理等の法的手段を取った場合に、極端な事例によると、金利違反部分の返済分が清算され、残っているはずの借金が全て完済となり、更にが払いすぎとみなされた分が返金までされるといったケースがあります。こうした場合、何をもって「借りた金は返す」という道徳的な考えが正当化されるでしょうか。それどころか、法的手段でなくとも「払いすぎの金を返してもらえる」金融の現実社会があった方が、より道徳にかなっているのではないでしょうか。

 自己破産はこうした環境の中から生じた経済的困窮者の終局の場として、経済的に再建できる道なのです。本来はそれが目的ではありません。そもそも自己破産は債権者に債務者の財産を処分して平等に還元する趣旨のものですので、本来は債務者を借金から救う(チャラにする)というものではありません。ただ、財産を処分した後にも、法的に借金の債務は残るため、それでは永遠に借金が消えないので、免責という制度を用意して借金を消す手続きを設けているのです。

 こうしたことを踏まえ、再建ということを自分に照らし合わせて、最終的に自分で決断することが大切だと思います。私は、この再建の意味を当時よく考えて、とても有意義なことだということを知りました。そして、自己破産をしました。あれからもう5年以上経ちますが、遠い過去のような気がします。米国でも「自己破産」の法的制度がありますが、米国では自己破産のことを「リフレッシュ・スタート」と呼びます。当ブログのタイトルにもなっていますが、「再出発」という意味です。私は、自己破産した時、今振り返るとまさにその時が「再出発」であったと思えます。

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