自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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借りた金に対する自己責任の誤解
 借りた金は自己責任で返すもの。しかし、当ブログでは返せなくなった借金は法的な救済(債務整理や自己破産)を受けることを呼びかけています。それに対し以前、コメントでも次のような意見を頂きました。

本来であれば、立派な(?)成人が金利が何%でいつまでに返済するかを理解した上で、自己の意思を持って借りたお金なので自力で返済するのが、借りた側のなすべき行動であると、僕は考えているのですが間違いですかね?

しかし、そうではないのです・・・
 よく誤解されることですが、法的救済、特に自己破産を勧めるとこうしたご意見を頂きます。それを素直に受け取ると、借りた借金に対する責任放棄をし、債務整理に逃げるというふうに受け取れます。そうではないのです。

 返すことが当然なのです。よく計画することが当然なのです。自己の意思をもって返済することが当然なのです。私もそう考えています。なんでもかんでも法的手段に逃げればよいというものではありません。借金はいわば約束です。

 「約束は守るもの。」

 これが鉄則でしょう。

 しかし、もし約束に瑕疵があったらどうでしょう。瑕疵とは簡単に言えばキズです。つまり約束に自分に気づかない不備があったらどうでしょうか。問題ですね。

 例えば、100万円で車を買う約束(契約)をしたとします。その際、期間限定のオプションサービスでカーナビやホイルを付けたとします。ところが、請求は135万円できました。期間がその契約日の前日で終了していたのですが、その詳細を担当者は売り上げを優先してお客さんには説明していませんでした。これは、約束(契約)についての不備です。大問題です。

 借金も同様です。ここで、借金の場合は過去の経緯を振り返りその取引にはトラブルも多いため、あらかじめ法的に様々な取り決めがしてあります。つまり、契約に不備が生じて双方が後で困らないように決めたルールがあります。そのルールをどちらかが守っていなかったらどうなるのでしょうか?先の車の契約のトラブルのようになります。いくらよく確認して、計画を立て責任を持って返済を心がけていても、聞いていない契約の不備等があったのでは、借り手に全責任ともいえなくなるわけです。

 そして、今の大手消費者金融との取引で借金の返済ができなくなる原因にはこの契約(約束)の不備がある場合があるのです。その多くは、利息制限法違反を元に、貸金業規制法によるいわゆる「みなし弁済規定」が認められないことに問題があります。

 簡単に言えば、そもそも契約の手続きに不備があるのです(「みなし弁済規定」というルールがあるのに、貸金業者はそれを守っていないのです。)。

冒頭でのご意見
立派な(?)成人が金利が何%でいつまでに返済するかを理解した上で、自己の意思を持って借りたお金なので自力で返済するのが、借りた側のなすべき行動である
という意見は、契約に不備がなければそうあるべきでしょう。しかし、しかし、不備がある以上、「金利が何%でいつまでに返済するかを理解した上」というのは、誤解があって仕方ありません。「自己の意思を持って借りたお金なので自力で返済するのが、借りた側のなすべき行動」というのも、不備があるということでは、そこまで押し通さなければいけない責任があるとはいえないものと思います。

 そもそも法的にその借金の取引に問題があるのです。それが原因で借金返済の困窮状態に陥った人を法的に解決して救うことは、先に言われるような自己責任を全うすることの問題とはまた違う問題なのではないのかとも思います。

 もちろん、こうしたケースが全てではありませんが、その多くが現在多重債務者に関わる問題だと思います。

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