自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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チャンネルのずれ。
 自己破産をして、借金苦からの人生のやり直しができればまだいいが、借金苦から人生を追い込まれてしまう人もいる。

 ここ2~3日、4年前の「八尾ヤミ金事件」のリーダー格がルーマニアで逮捕された報道がされ、連日関連ニュースが続いている。

 「八尾ヤミ金事件」

ご存知だろうか。記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
 平成15年、大阪府八尾市。

 あるヤミ金業者が当時69歳の主婦に約3万円を貸し付けていたが、その返済に追い込まれ3人が心中した事件です。

 主婦が始め3万円借りた。実際に受け取ったのは1万5千円だったらしい。その後15万円程返済したらしいが、厳しい取立てがなお止まなかったらしい。

 毎晩取立ての電話に怯える日々。

「もうこれ以上は返せません。死ぬしかありません。」

というようなことを貸金業者に話すと、

「ほな死んでみい」というような返事をされるらしい。

相当な心労があったのでしょう。死にたいという妻に、当時61歳の夫と、保証人となっていたらしい81歳の兄は同情したそうです。

知人にもお金を数十万借りていたそうですが、律儀にいくらか返せるだけ返済をした翌日、JR関西線の線路に3人は入って行ったようです。

 3人が線路上でうずくまっているのを120M程の手前で車掌は気づいたそうです。

後日、知人宛に主婦から返済できないことへのお詫びと、取立ての辛さを訴える手紙が届いていたそうです。

 実質1万五千円の融資でした。3人はもういません。

ヤミ金は10人ほどの業者です。下っ端の6名はすでに有罪判決を受け、他は指名手配されていましたが、そのリーダー格が今回逮捕されました。

 主婦はなくなる前に八尾署に相談に行っています。

 
 今のヤミ金は野放し状態です。行政もそうですが、警察はなにもできません。悪質な取立ては出資法違反になりますが、逮捕しても初犯は釈放されるなど、実質的にヤミ金をとめることはできません。

 ヤミ金に引っかからないよう、知事登録などがされている安全な貸金業者に行けばいいのですが、その貸金業者がヤミ金の仲介に立っている場合は少なくありません。その場合は罰則もなく、法の抜け穴状態となっているようです。

 どこに借りれば安心なのかすら分からない。返済に困ったらどこに相談すればいいのか、金利の計算、公的機関へのアクセス、借金の契約の法的効果など、日本の教育にはでてきません。

 利息制限法違反に当たる金利を扱う消費者金融はコマーシャルにでてよく知られていても、相談機関がどこにあるのかも多くの人は知らない。

 ドイツには金利違反のコマーシャルなどない。電話の取立てをするだけでテレフォンテロと呼ばれる悪質行為とされる。アメリカでは消費者教育は小さいころから学び、消費相談などのプチカウンセリングとしての相談機関や弁護士へのアクセスは容易である。

 「借りたら返すのが当たり前」

この事件ですら、この一言で済ませてしまおうとする意識の人は少なくない。

 どこか、根本的な金融に関する借金問題について、この日本の意識チャンネルのずれを感じるのは、私の偏見であろうか。

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