自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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三○ファイナンス全店業務停止命令66日
 三○ファイナンスに全店業務停止命令がでました。

以下の違法な取立て等の行為があったそうです。

・債務者家族への支払い督促
・子供の学校名をしつこく聞く行為
・取引履歴の開示に対し一部を保有していないと嘘の発言
・交渉経過の帳簿への未記載
・違法行為助長のマニュアル作成

など、複数店舗であったとのことです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000007-san-bus_all
 債務者は、借りる側としてのモラル批判がされたりします。一方このような貸し金業者の金融運営のあり方はどうなのでしょうか。もちろん、貸金業者がモラルに反するからといって、借りる側のモラルの評価が弱められるわけではないと思います。借りる側の責任やモラルは当然求められるところです。

 しかし、その一方で三○ファイナンスは貸出残高は約1464億円で、業界11位です。また、他の大手消費者金融など、高金利貸出により莫大な利益を生んでいます。違法な金利にちがいありませんが、社長は大手有名企業に方を並べ長者番付の上位に位置します。

 一方は数十万の為に追い詰められ、一方は莫大な暴利を得て経済界の上位に君臨する。両者のモラルが問われるなか、こうした違いや一般市民の視点は異常な感覚におかれているのではないかと思います。善悪の判断は難しいところですが、子供にもしこうした評価をする視点があるとすれ、「高金利で貸すおじさんは(違法だから)悪いね」となるのではないのだろうか。

 しかし、子供の見るテレビに日常的に高金利の消費者金融のコマーシャルが流れている。やはりおかしいとしか言いようがないように感じる。

 以前にも書いたが、広く先進国においては高金利での消費者問題は厳格な視点がもたれている。ドイツではそうしたコマーシャルは放映されないし、電話での取り立ては「テロフォンテロ」と呼ばれ非難されうるものである。取立ては書面での督促を1~2回行うだけが常識である。

 考えてみれば、借りる側に自己破産等の債務整理の法的な救済処置があるように、貸金業者にも貸したお金を返してもらえない(債務不履行)場合には、取り立てる方法として、支払請求訴訟による督促や、強制執行による財産処分が法的に可能である権利が民法上当然に与えられている。また、前もって債権の保全が必要であれば担保を利用すればよい。そうした法的な回収方法としての権利が当然貸金業者にもある。

 しかし、言葉や電話でいたずらに支払いの請求をしつこくし追い詰めるのは、それら貸出が違法金利(高金利)であるが故に、公然と法的な裁判請求が認められないからに他ならないのではないだろうか。

八尾市のヤミ金心中事件で、取立てをした容疑者は

「死ぬとは思わなかった」

といっている。おそらく本当にそう思ったのだろうと思う。大手もヤミ金も、上からのなんらかのマニュアルに沿って取り立てている。「貸したのだから返すのが当然」といった道理のもと、無謀な取立てを行っているのではないかとすら私は懐疑の念を持ってしまう。ある意味取り立て行為を行う従業員も、本社や経営サイドからの取立てマニュアルにより労働する側の者である。

※八尾市のヤミ金融心中事件について詳しいことを知りたい人は下記のサイトに詳しく書かれていますのでどうぞ。
・八尾市のヤミ金融心中事件の背後にあるもの 佐藤弘弥

 時として、結果違法行為で逮捕されたならば、その従業員も高金利のもたらす暴利経営の末端の被害者であるのかもしれない。余程のことが無い限り、自ら進んで違法な取立てはしないもではないだろうか。

 貸金業の規制や利息制限法の規制は、過去及び諸外国での高金利からもたらされる社会問題の波及、そこから生じる消費者被害の実例から、消費者保護を視点に制定されている趣旨の立法である。先の国会による貸金業規制法改正案の審議に付き、特例措置を設けることに消費者保護への侵害が懸念され騒動になり、それでも経済業界優遇に傾く委員に責任がもてないといって議員の後藤田氏が辞任したことはまだ記憶に新しい。

 消費者保護の厚みは、本来経済と個人の人権を比べれば、評価の重みが違うのは憲法などの裁判でも二重の基準など裁判基準でも扱われるところであり、個人の尊重がその原点である。今一度、金融問題のみならず、他の分野でも個人の尊重を重要視し考える視点をもつことが大切なのではないだろうか。 

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