自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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自己破産体験記 無事に受理された(10)
・・・続く。

破産課職員「中村さ~ん。お待たせしました。自己破産申し立てについてですが受理いたしました。」

意外とあっさりした返事。でも内心私は「ホッ」としました。この瞬間に、私の借金生活は実質的に終ったといえるものでした(自己裁判をしたため後日強制執行等が発生はするが・・・それは後に記します)。
 実際、この時を区切りに返済はストップします。基本的には、滞納等があった場合にも、これ以降取立てなどはきません。ですので、自己破産を申し立てた時に、実際はその人の借金生活は終わりです。

 次の日から、給料などは自由に使えます。なにも負担はなくなります。貯金ができます。ただ、クレジットカードやキャッシングカードなどは全て使えなくなります。それは気持ちを入れ替えればいい事と思います。

「もうキャッシングはしない」

「クレジットカードは使わない」

そう心がければいいのではないでしょうか。もっとも現金を使うようにすればそれでいいわけですから。

・・・こうして「自己破産の申立て」も無事受理されたわけですが、後から考えれば、ここまでがなんと長かったことか・・・。毎日債務返済ののことを考え、お金の調達に苦労し、月末は自転車操業に走り回る生活でした。日々なんの余裕もゆとりも無い生活で、心身ともに疲れきっていました。もう明日から、その心配は無いと思うだけで、どれ程気持ちに余裕ができたことか。

そういえば今朝、殴って引ったくりをした警官が逮捕されたというニュースが流れていました。動機は消費者金融に数百万円の借金があったというものです。

<窃盗>警官が女性のバッグひったくり 山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070312-00000001-mai-soci


窃盗は懲役10年以下の重い罪です(刑法235条窃盗罪)。この警官は殴って相手(おばさん)を怪我させたそうですので、強盗致傷罪になる可能性があります。その場合は無期または6年以上の懲役です(同条240条強盗致傷罪)。最高で、無期懲役になることもありうるということです。 

消費者金融に数百万円の借金があったとしても、「自己破産」のように法的な救済の道があります。犯罪を犯してしまっては、また、命を絶つようなことをしてしまっては、元もこうもありません。手続きを取るだけで、人生をやり直せる方法があります。

なのに、道を誤ってしまうのは、借金ゆえの恐ろしさだと思いますが、きっぱり自分にけじめをつけて、人生をやり直すための手段として、法的な救済の選択をしてもらいたいと思います。

・・その後、私は各全債権者に自己破産申立て受理の通達を行いました。しかし、想定外のことが起こります・・・
(続く)

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