自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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自己破産のデメリット
・・・自己破産体験記の続き。

 自己破産といえば誰もがその「デメリット」を一番心配されます。私もそうでした。しかしながら、これがほんとに何をピックアップして書けばいいんだろうというくらい、デメリットって少ないのが現実です。

少なくとも、多額の借金を背負い、毎月の生活を圧迫するほどの返済に追われる日常と比べれば、それに比するデメリットは無いといっても差し支えありません。

もちろんブラックは残ります。金融関係の信用機関に記録が5~7年ほど残るため、新たにキャッシングやローンを組むといったことはできなくなります。

【借金まみれの生活のデメリット】
「逆にブラックを敬遠するばかりに、借金まみれの劣悪な生活を日々繰り返すならば、一日でも早く法的処置を取り、健全に生活を取り戻し日々を繰り返すほうが賢明です。5年後、完済できる確実な見込みが生じるのならそれはそれでよいと思いますが、殆どのすでに経済的に追い込まれている状態の多重債務者にそのような完済の目処は立たないのが普通です。それどころか、今の借金が3~5倍に膨れ上がっていることと思います。」


そういう私も、自己破産する前には、デメリットについて、自己破産すると家財道具や車なんか全てを差押えられて、最低の生活を送らなければならないのではないかと心配しましたが、実際そんなことはありませんでした(同時廃止の場合)。私は会社員(サラリーマン)でしたが、何一つ差押えられたものはありません(自己で裁判の為、一部強制執行あり:体験記にて)。賃貸住宅の家財道具もそのままです。

こう見ると、なんだか自己破産するといいことずくめで、逆に疑わしくも思える面があるのですが、破産者に対する最後の経済的救済処置(制度)なので、このように手厚い保護になっています。

少しでも借金の負担を債務者に残して、その残額の返済に責任を持たせるという処理方法も考えられますが、それでは結局またどこかでつまづいて借金の返済がうまくいけず、借金生活に戻ってしまう恐れがあり、それでは救済の趣旨がいかせられない。完全に借金をゼロに免除して、一からやり直せるチャンスを持たせるというのが「自己破産」制度であり、趣旨でもあります。

(つづく)

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