自己破産からの再出発~体験記~
借金600万円の自己破産体験記。

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ギャンブルが原因の免責決定は可能か?
自己破産で、ギャンブルが借金の原因の場合、免責決定は得られるだろうか?

結論からいうと、得られます。

といっても、必ず得られるわけではないが、過去にギャンブルが借金の原因であったにもかかわらず、免責決定が出されている裁判はいくつもあります。

ここで、いくつか紹介したいと思います。

ただし、前もって申し上げておきますが、この記事では、ギャンブルが借金の原因であったにもかかわらず免責決定がでてるということを正当化するものではありません。

あくまで、ギャンブルと免責の関係について、免責を認めた判例が過去にいくつもあるという事実・事例を述べるにすぎないことをここでお断りしておきます。



まず、ギャンブルが免責不許可事由に当たるかというと、それはあたります。

免責不況事由には、

 *浪費やギャンブルなどによって、著しく財産を減少させたり、過大な債務を負担したとき(破産法三六六条ノ九、三七五条)

が、挙げられていますのでギャンブルは免責不許可事由になります。

文字のごとく、不許可事由なのですから、免責は不許可になり免責決定が得られないのは原則といえます。

しかし、このようなケースでも、実際には全て免責がみとめられないということはなく、逆にその多くが免責決定を得ています。

それは、免責不許可にするか否かは実際には裁判所の裁量にゆだねられているからです。

裁判所では、実際に免責不許可事由があるときには、それをそのまま一切免責不許可と判断してしまうのではなく、当該行為の程度、経緯、更正の可能性等について総合的に判断して、免責の可否が決定されます。

したがって、これまでの判例にも、ギャンブルが借金の原因でも、免責が認められたケースがあるのです。

・・・ギャンブルの・・・該当するとしても、「過大なる」債務を負担したことにはならないとして、免責を許可
(昭和58年6月14日、神戸地裁赤石支部決定)

さらに、

免責不許可事由に該当することを認めたうえで、破産者の経済的再出発を考慮して免責を許可
(平成2年9月7日、東京地裁決定)

等、このように許可したケースも多数あるのです。


テーマ:借金 - ジャンル:ファイナンス

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